会話が展示を活かす

何気に立ち寄った植物園。

建物は”ぎぼし”(神社などで腰までの柱の頭にある装飾)型のドームでマスの目状に切られている構造物がモダンなデザイン。

 

展示を観てまわっていると、ちょうど水やりの時間帯だったようで、スタッフの方から声を掛けて頂いた。

50年に一度、花が咲く多肉植物があり、あと少しで終わりとのこと。下から咲きながら散っていき、写真の様に上の緑の部分が、これから黄色い花となって散っていく。

 

札に書いてあるよりも、例えば説明だけをしているスタッフの方よりも、水やり作業をしながら説明されると、感じ方が違う。

 

オープンな厨房で調理をしている姿をみながら、料理の説明をされる感覚と同じだ。

 

店舗デザインの要素のひとつだと感じた。